6月18日 学校 たねの木
今日は雨降りなので、開墾はお休み。
たねの木の校舎として使わさせてもらっている「日々の家」の
修繕作業をしました。
日々の家の一部部分の天井は取り除かれており
強風が吹くと、パラパラと土が天井裏から落ちてきます。
この土の正体は、葺き土というもので、瓦を固定するために使われているものです。
自然なことなので、「まあ、仕方ない」と収めていたのですが
いろんなものの上に土が降り積もり、掃除も大変なので
天井裏に杉皮を張って、土が落ちてくるのを防ぐことになりました。
足場板の上での作業は、少し危険も伴いますが
中学生のR君が器用にタッカーで杉皮を張り付けてくれました。
昼食後、飴が食べたいという要望が出たので
鼈甲飴作りを試みました。
砂糖と水を鍋にいれはしましたが、弱火がいいのか、強火なのか…
田作りを作った時の経験しかなく、手探りもいいとこです。
ん?焦げ臭い。これキャラメルになってない?
最初の飴は、キャラメル風味の大きな飴に。
お菓子作りが得意なお母さんが偶然来てくれ
ヘラで混ぜてはいけないこと、気泡が小さくなってきたら
バットに流しいれることを教えてくれました。
アドバイスを受け、鼈甲色で透明度が高い飴になってきたのですが
なぜかうまく固まりません。
「なんでやろうね…」
「そもそも、どうして飴は固まるの?」
「水飴はどうして液体なの?」
うまくいかないと、いろんなことを考え、疑問がたくさん生まれます。
パリッと固まる飴と同じくらい大事なものをいただいた気がしました。