9月28日 学校 たねの木
今日は知人の野間さんの暮らしにお邪魔させてもらい
ライ麦の脱穀をさせてもらいました。
野間さんは「あめつちのお家」という場を開き
循環型の暮らしを実践されています。
鍼灸師が彼女の本業なのですが
周囲も、もしかするとご本人も忘れてしまうぐらい
生活を自ら作っていくことを楽しんでおられます。
ライ麦の脱穀作業は最初は軍手をはめて
こそぎ落とすようにやってみましたが
時間がかかり過ぎるので、次の手へ。
麻袋にライ麦を入れて、棒で袋を叩きました。
すると、見事に袋の底の方に穂から外れた種(ライ麦)がたまっていました。
野間さんは麻袋での方法を既に知っていたようですが
うまくいかない方法を敢えてさせてくれました。
脱穀できたら、箕(み)という取ってのついたザルにいれて
揺さぶり、風の力でクズだけ飛ばします。
子ども達は脱穀しているというより、一つ一つの作業を
遊びながら楽しんでいました。
脱穀作業ももちろんですが
野間さんの生き方、人や自然との関わり方を
子ども達に伝えたくこの時間を作りました。
感謝の念を持ち
心を開いて人と丁寧に関わる野間さんは
いつも幸せそうで、喜びが溢れています。
何をするかも大事ですが
「どう在るのか」は人生における根っこの役割。
根っこが育っていくことを見守ることが
たねの木の大事な仕事です。
あめつちのお家
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