土中環境を学ぶ会を開きます

たねの木では自然と関わる時間を大事にしており、福津市津屋崎の大峰山のすそ野にある段々畑で過ごしながら
少しずつ手入れをしています。(子どもの遊び場や協生農法を取り入れた畑にしていく予定です)
土の上を豊かなものにするためには、土の中の環境(水と空気の流れ)を整える必要があることを土中環境を専門とする造園家、轟まことさん(雨の森代表)との出逢いで知りました。
土中環境の整備は新しい技術ではなく、日本人が自然との共生の中で身に付け、継承してきたものであり
自然と関わるための作法のようなものです。

1月20日より半年間、全6回に渡って雨の森の轟さんと坂本さんを講師に招き
この学びを分かち合う場を開きます。
自然の中で学びながら一緒に過ごしましょう!

日程:全6回で行います(1回だけの参加も可能)
1月20日(金)山全体を見てその後の予定を決めます
2月24日(金)
3月10日(金)
4月14日(金)
5月12日(金)
6月9日 (金)

時間:10時〜15時
場所;福津市渡1290番地
対象:大人(小学生以上のお子さんは同伴可)
定員:7名
料金:各回3000円
昼食:弁当を持参ください
持ち物:長靴、軍手、帽子、弁当、水筒、タオル
申込:①氏名②参加希望日③参加人数④参加動機(簡単に)を記入の上
info@tanenoki.netにメールしてください。

雨の森

2017年の北部九州豪雨をきっかけに、環境が良くなるために庭造りでできることはないかと考え始めました。
高田造園さんに研修に行かせてもらいながら、2020年より
これまでの造園から環境改善となる庭づくり、ワークショップに取り組み、
子ども達に自然本来の美しい山、川、海で遊べる環境を遺すために九州を中心に活動をしています。

轟まこと

1977年福岡生まれ
小学生の時に雑草の可愛さに目覚める。中学、高校と農業を基盤とした学校で育ち、花屋に就職。イギリスに旅に出て、庭や公共の公園の居心地の良さに感動し、造園業に就く。最後に修行したのはナチュラルガーデン第一人者のポール・スミザー氏主催ガーデンルームス。
その後「雨の森」を立ち上げ、環境改善についてNPO法人地球守で研修を受け、環境改善となる庭造りを子どもたちに豊かな環境を遺すために取り組む。

坂本浩人
1960年長崎県佐々町のミカン農家の長男に生まれる。お米は35年自給中。
武蔵野美術大学彫刻科卒
石彫家、福岡教育大学美術科講師。
地形と植物に興味があり彫刻に植物を題材とすることが多かったが、それを育んでいる地下の構造の大切さに気づき、地下の環境改善に目覚める。
2020年より雨の森スタッフ。