暖かな冬の日


随分日記を書いていませんでした。
有難いことに、たねの木に興味を持っていただく方が
少しずつ増えており、あれやこれやと
いろいろ考えたり、整えたりしておりましたら
日記を書くことまで追いつきませんでした。
無理なく、できる範囲で綴り続けていきたいと思います。


11月26日 学校 たねの木

今日は開墾の日。
男性陣は、土中環境のことを学びながら
水が流れる道を作り直したり、風が通る道を作ったりしていました。

子ども達は竹を切って、ピッケルを作ったり
畑で藍の種取りをしたり、人参を抜いて食べていました。
泥を手で拭き取り、人参を口の中に運ぶ彼らを見ていたら
彼らの成長において、心配することは何もないと思えてしまうのです。
たねの木で大切にしている「センス オブ ワンダー」が
備わっていることを感じたためかもしれません。

午後からは海へ。
もうすぐ12月ですが、肌着とパンツ姿で海へ。
チャプチャプひと遊びしたら、
収集車ごっこをしながらゴミを集めていました。

ゴミは拾っても拾っても流れてきますし
海底にあるゴミのことを考えたら、
砂浜でゴミを拾うことに意味があるのかと
考えてしまうこともあります。

でも、拾えるとホッとします。
津屋崎、日本、地球に暮らさせてもらう者としての務めを
1ミリでも果たせるような気持ちになります。

これは、たねの木を支えてくれている一人のお母さんの
背中から学ばせてもらったこと。

子ども達にもしっかり伝わっています。