薫香と黒蜜

8月24日 学校 たねの木

今日は鶏ハムとキクラゲでわらび餅作り。

鶏ハム作りは、ボランティアで来てくださっている方の願いで
学校に来てくれている女の子のお母さんが応えるてくれました。
そのお母さんは、日常的にハムやベーコンを手作りしており
手際のいいことこの上なし。
子ども達も炭を起こしたり
火番をしながら楽しそうに過ごしていました。
火が起こると、日常の枠からはみ出し
「生きること」に一歩踏み込めるように感じます。

台所では、お昼ご飯の支度をしながら
松林でとってきたキクラゲを圧力鍋で煮たり、黒蜜を作っていました。
黒蜜は大きい子が作ってくれ
どこまで煮たら出来上がりかを
木ベラからの垂れ加減で確認していました。

今日のお昼ご飯。
空芯菜の炒め物、ピーマンの和え物、かぼちゃとジャガイモのサラダ
鶏皮の酢の物、キクラゲの戻し汁を使ったお味噌汁

燻製した鶏肉は、ジップロックに入れ
沸騰したお湯に入れて中まで火を通して出来上がり。
しっとりしていてとっても美味しい!

キクラゲわらび餅も出来上がり。
コリコリとした食感が少し残っていて美味しい。
黒蜜を作った子は、キクラゲなしで黒蜜ときな粉だけ
食べたいと言っていました。
正直でよろしい!

自学の時間。
本を読んだり、書き物をしたり
燻製したナッツ(ハムの後にナッツを燻製)を入れる容器を新聞で折ったり。

私は百科事典で「ヤモリ」を調べました。
7月に開墾場所で見つけた卵はヤモリのものとわかり
(発見した数日後に孵化しており
卵の写真を詳しい方に見てもらいました)
もう少し詳しく知りたかったのです。
その事典によると、ヤモリは2つの卵を産むと書いていました。
発見した卵は5つ。
ということは、2匹以上のヤモリが同じ場所に産んだの?
あの木肌はヤモリ助産院?

知れば知るほど、無知の知。
心が動いた先にある学びを私自身がいただいています。